監督/ライアン・クーグラ
出演/チャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴ ほか
あらすじ
アフリカの秘境にありながら、世界の誰もが創造出来ないような最新テクノロジーをもつ<超文明国ワカンダ>。ここには世界を変えてしまうほどのパワーを持つ鉱石<ヴィブラニウム>が存在する…。
突然の父の死によって王位を継いだティ・チャラは、この国の“秘密"を守る使命を背負うことになる。ヴィブラニウムが悪の手に奪われると、人類に未来はない――。“秘密"を狙う敵に立ち向かうのは若き国王。漆黒の戦闘スーツをまとい、ブラックパンサーとして戦うティ・チャラは、祖国を……そして世界を守ることができるのか?
感想
ワカンダの発展した近未来の建築物やハイテク技術。代々伝わる伝統的な儀式とブラックパンサーのスタイリッシュさ。
最新の要素と伝統が混ざり合っている世界観は今までのマーベル映画とちょっと違う雰囲気を感じました。
ブラックパンサーのスーツの性能はアベンジャーズの中でもかなりのものですね。ヴィブラニウムの性能がすごい。
あんなに厳重に守られているヴィブラニウムをハワードはどうやって手にいれたの??(自分が忘れただけかな?)昔からヴィブラニウムの持ち出しや売買があったということですか?
シビルウォーからどれほどの時間が経過したのかも気になりました。話の流れからするとそんなに経っていないようにも思えます。
悩みながら王として、またブラックパンサーとしても国をまとめていくティ・チャラのストーリーがメインになりますが、対極的な存在でヴィランのキルモンガーがいます。
共感できる悪役ってやつですね。彼には想いがしっかりあって。立場やおかれている状況によって見方が変わるので、何が正しいのか、どうすべきなのかも当然変わってきます。
キルモンガーの考えもわかるし、言ってることにも納得できます。共感できるだけに対立せず協力しあえたら良かったのに!と思ってしまいました。