監督/ウディ・アレン
出演/オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、マイケル・シーン ほか
あらすじ
ハリウッドの脚本家ギルは、婚約者とその両親と共に憧れのパリに滞在中。
そんな彼がある夜、0時を告げる鐘の音に導かれて迷い込んだ先は、芸術花開く1920年代だった!これは夢か幻かと驚くギルの前に、次から次へと偉人を名乗る面々と、妖艶な美女アドリアナが現れて…。
感想
夢を見ているような…おしゃれと不思議とラブコメが同時に存在する不思議な雰囲気。
舞台はパリ。主人公ギルは真夜中に過去のパリへとタイムスリップします。
え、意味わからん!と思いそうになりますが、戸惑うギルと同じような気持ちで観ていられる不思議。
タイムスリップ先の時間はギルの大好きな過去。石畳の道、おしゃれなホテルの部屋、カフェテリア。訪れたことがないのに、空気感を味わえるような感覚に若干戸惑いました。
店に集う人々の中には憧れの偉人たちが生きています。一緒にお酒を飲んだり踊ったり恋愛したり。
ギルは過去と現在のパリを行ったり来たりしながら、現実の問題にも向き合います。終わり方も良かったです。
もし自分の好きな作家や画家、歌手に会えるとしたら。
興奮と緊張と、あなたのファンです!と伝えたい気持ちで混乱すること間違いなし。
行くことのできない憧れの時代を体験し、憧れの作家と話をするなんて、私なら帰ってこれなくなりそう。
トムヒが出演していることも観たかった理由です。出番は前半に少し。タイムスリップ先で出会うF・スコット・フィッツジェラルド役でした。
偉人ばかり登場するのになんとなく名前を聞いた事ある?な知識しかないので、有名な人なんだろうな…誰???状態でした…。