映画の感想と日常風景

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ハリー・ポッターと秘密の部屋


ハリー・ポッターと秘密の部屋 予告編

監督/クリス・コロンバス
出演/ダニエル・ラドクリフルパート・グリントエマ・ワトソン ほか

あらすじ

ハリー・ポッターホグワーツ2年目の生活は、屋敷しもべ妖精の警告で波乱の幕を開ける。
空飛ぶ車、暴れる木、喋る蜘蛛、吼える手紙、そしてハリーの蛇と話ができる能力が、友達を遠ざけていく。
やがて「秘密の部屋が開かれた」という血文字がホグワーツの壁に現れ物語は加速していく。
ホグワーツの危機を救うため、ハリー、ロン、ハーマイオニーの魔法と勇気が試される。J・K・ローリングの原作小説第2章を映画化。
魔法使いの限界を超えたハリーの大活躍、魔法の世界の驚くべき冒険が始まる! 

引用:ハリー・ポッターと秘密の部屋/Amazon

感想

成長して大人っぽくなり、キャラクターの個性がはっきりしてきました。

ハリーは冷静で勇気があります。本人は特別勇気を出して何かを成し遂げよう!とは思っていなさそうに見えますが、困難に立ち向かっていく姿勢が頼もしいです。

今作はロンがいい味だしてました。
とっつきやすそうな性格で兄弟の多いあたたかな家庭で育ち、蜘蛛が苦手。感情をはっきり出す彼が好きになりました。ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人の中では彼に親しみを感じます。ウィーズリー家が好き!

ハーマイオニーは努力家。完璧を目指すように見えて少しだけぬけたところがあるのが可愛らしいです。

ファンタジーや魔法といったきらきらした幻想的な場面以外にも、学生生活ではハリーが受ける妬みやひがみなどの現実的なシーンもちゃんとあります。
ストーリーを追いかけながら「ハリーたちの成長を見守る」ことも楽しみの一つになっているのかなと思いました。


若い頃のヴォルデモート…トム・リドルは闇を抱えた耽美な青年でした。
1作目とは違った形での登場に驚きました。秘密の部屋に関する事件がヴォルデモートと関係していたなんて。日記の記憶というのがファンタジー要素に溢れていて素敵です!
2作目でハリポタが示したい物語が動き出した感があります。

ハリーがバジリスクを倒そうとグリフィンドールの剣と共に立ち向かっていく様をトム・リドルは見ているだけなのがちょっとおもしろかったです。
トム・リドルとしての姿はあっても実態?がないから何もできないのかな?と、ハリーの戦いをよそ目に観ていました。