映画の感想と日常風景

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団


ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 予告編

監督/デイビッド・イェーツ
出演/ダニエル・ラドクリフルパート・グリントエマ・ワトソン ほか

あらすじ

ホグワーツ5年生となったハリーを出迎えたのは、周囲の白い目と新聞のふざけた見出し。
ハリーがヴォルデモートの復活話をでっちあげたと書きたて、ハリー・ポッターならぬハリー・プロッター(策略家)と糾弾する始末。
更に悪いことに、魔法省大臣コーネリウス・ファッジが闇の魔術に対する防衛術の新任教師として送り込んで来たドローレス・アンブリッジの“魔法省お墨つき"の授業は、ホグワーツに迫り来る闇の魔術に対しては不十分であった。
そこでハリーはロンとハーマイオニーに説得され、有志を集めて“ダンブルドア軍団"を結成、厳しい監視の目をかいくぐりながら、きたる壮絶な決戦に備えるべく秘密の訓練を開始する。

引用:ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団/Amazon

感想

時間が138分と短めで観やすかったです。
特典映像が充実しまくってました。長い特典映像は制作の一部分でしかないと思うと、映画を作り上げるまでの過程がどれだけなのかとおそろしくもなります。


シリーズを通してなのですが、嫌味なキャラクターはとことん嫌味で突き抜けていて、「キャラが立っている」というんですか?個性がはっきりしている人が多いですよね。
そういう人たちのおかげでストーリーが豊かになっていますが、久しぶりに「こういう人嫌だな、苦手だな、うざいな」と思いました。

アンブリッジのことですけど。

徐々にホグワーツを支配していく恐ろしさ。規則だらけになり息苦しい学生生活です。罰則もSっ気全開でちょっと引きました。


ハリーがスネイプ先生から閉心術を教わっている時に、思わぬかたちで先生の過去が少しだけ明らかになりました。
ハリーの父ジェームズに対して悪く言うスネイプ。ハリーはジェームズが彼をからかうような態度を取っている過去を見てしまいます。人から話を聞く分には「いい人」と想像するしかない親が、ドラコのように人をからかっていたとは。ショックでした。

そして元死喰い人だったのに今はなぜホグワーツにいてヴォルデモートと対する位置になったのか、経緯が気になります。


そしてシリウスが退場。ハリーに対しての言葉がどれも死亡フラグに聞こえて、観ていてビクビクでした。あああシリウス…。
ハリーをあたたかく迎えてくれる大切な存在でした。レギュラーキャラの退場は悲しいです。


クライマックスのダンブルドアとヴォルデモートの魔法対決が見応えあっておもしろかったです!ファンタジーだと侮っていましたが、あんなにかっこいい魔法攻撃があるとは!

ヴォルデモートは想像していた以上に悪でした。あれに立ち向かうのは相当な勇気が必要…死と隣り合わせ感がすごい。
あの対決がインパクトのあるものだったので、その勢いのまま終わってほしかったです。ケンタウロスに連れ去られたアンブリッジがさらっと学校を去っていましたが、まさか生きていたとは。どうやって学校まで戻ってきたんだよう!