監督/デイビッド・イェーツ
出演/ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン ほか
あらすじ
本作は二部構成で展開する待望の一大映画イベントの第二部にあたり、ハリー・ポッター映画シリーズ最後のアドベンチャー。
この壮大なフィナーレで、魔法界における善と悪の間で起こる戦いは本格的な交戦へとエスカレートする。
この争いは今までで最も危険なものであり、もはや誰の身も安全ではない。
しかしながらヴォルデモートとの最終決戦の時、最後の犠牲を払わなければならないのはハリー・ポッターなのである。
そして、ここに全てが終結する。
感想
スネイプ先生がもうね…切ないです。
ドラコとの契約に縛られたスネイプ先生がダンブルドアに手を下さないといけなくなり、その先生自身もヴォルデモートとナギニによって帰らぬ人に。そして彼の記憶からハリーが知らない事実が明らかになります。
ハリーが分霊箱って!ショックすぎる!!!!
守ってきた大切な人の子どもが、ハリーはヴォルデモートを倒すために生かされ、立ち向かわねばならない運命。
ハリーが生きている限りヴォルデモートも生き続ける。酷。
こんなに重い展開になるとは…。シリアス展開も含めておもしろいので、最後まで見届けてちょっと複雑な気持ちです。
学校生活とハリー個人の話に温度差を感じてしまい、ハリーの話が早く展開してほしかったです。
ですが改めて振り返ってみると、どこかしらにヴォルデモートの影がちらついていました。原作の本を読んでいないので敵が前に出てこないと軸になっているストーリーが展開していないと思っていましたが、そんなことはなかったです。私がわからなかっただけ…。
この魔法世界の物語はとてつもなく広く果てしないように感じていたので、実際にはホグワーツを主な舞台としているのが意外でした。
それだけ『重要な場』だったというのと、登場する生徒(卒業生も含む)や先生、ファンタビから繋がるダンブルドアとグリンデルバルドの関係などなど、ホグワーツの身内の話が大きく展開している?と自分勝手に考えてしまいました。
もう一度1作目から見直せば新たな気づきがありそうです。