映画の感想と日常風景

映画、本、漫画などの感想をメインに、日常生活や買って良かったものを紹介します

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

 


映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』本予告

監督/デイビッド・イェーツ
出演/エディ・レッドメインキャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル ほか

あらすじ

捕らえられていた強大な“黒い魔法使い”ゲラート・グリンデルバルドが逃走する。
その一報を受け、魔法動物学者ニュート・スキャマンダーは、ホグワーツ魔法魔術学校の恩師アルバス・ダンブルドアに呼び出される。
予測不能な危険に立ち向かいながら、ニュートはグリンデルバルドの企みを阻止できるのか。純血の魔法使いが非魔法族を支配すべきというグリンデルバルドの思想によって、今、魔法ワールド全体が分断されようとしている。

引用:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生/Amazon

感想

公開時に映画館で見ました。登場人物が増え、ストーリーが少し複雑になってきました。

3作目公開前に復習しようとBlu-rayを見直したら「この人いた?」状態…。
登場人物が増えてくると顔と名前が一致しないのは相変わらず。本編見て、特典映像まで見て、ようやく馴染む。遅いよ〜〜!

映画を見て、映画の関連書籍(メイキングなど)があれば借りて読むくらい。ハリポタ原作を読んでいないのでそもそもが圧倒的知識不足。悪く言うつもりはありません!(ここで盛大な言い訳)


まず、ニュートとダンブルドアの関係性がよくわかりませんでした。

ニュートがニューヨークを訪れたのは1作目に登場したサンダーバードの件が表向きの理由で、実はオブスキュラスについても探っていた。
学校の場以外で、そして年齢を重ねても関係が続くってすごくないですか?仕事面で対等に付き合えている、ということなのかな。

お互いの利益も含め、支え合えているのであれば理想的な関係だと思うのですが、ダンブルドアがニュートに対して難題を押し付けているようにも見えて…。


ニュートとは思わぬ形での再会となった、クイニーとジェイコブ。
1作目では姉妹の仲の良さが微笑ましくて、ジェイコブとの別れも印象深いものでした。
今作でティナとクイニーが揃った場面って、終盤のグリンデルバルドの集会のシーンですよね。
クイニーの闇落ちは悲しいです。家族は姉だけ、ジェイコブとの結婚と家庭を作りたいという想いの故に、というのが余計にね…。


初登場のテセウス。難しい立場です。ニュートを心配する気持ちと、闇祓い局長(エリート!)の立場で挟まれるというか。
1作目では写真での登場だったリタとはどうやって知り合ったのか気になりました。
リタとニュートはホグワーツ時代に知り合っていたのですね。


リタと異父兄妹であるユフス。クリーデンスの件に絡みそうで絡まない!

そのクリーデンスは1作目で存在感があり、重要な役どころと思いきや。ダンブルドアとグリンデルバルドの話が動き出したので存在が薄くなった気がしました。

そ〜し〜て〜、冒頭でド派手な脱獄をしてみせたグリンデルバルドは人にとりいるのが上手な人。言葉巧みに寄り添ってくる感じが逆に怖い。
彼の演説を聞いていると納得できる?ように思えてくるのですよね。カリスマ性ってやつですか?


本格的に動き出したグリンデルバルドと、それを止めたいダンブルドア
ナギニと出会って行動を共にするクリーデンス、クイニーの闇落ち、ラストシーンでクリーデンスのもとに不死鳥が現れる。

1作目は導入、2作目で本編が動き始めた感があります。

1作目はニュートと魔法動物の話で、ハリーポッターと同じ世界でのスピンオフ感が新鮮で、改めて興味を惹かれる内容が良かったです。

記憶が曖昧ですが、私はファンタビから魔法ワールドに興味を持ち、ファンタビを見てからのハリポタだったので、余計にスピンオフ感を感じたのだと思います。

2作目はハリーポッターの過去に繋がっていくことがメインに感じられたのでニュートと魔法動物はどこへ…と思ってしまいました。『ファンタスティックビースト』のタイトルにストーリー展開のイメージが引っ張られます。

ニュートと魔法動物はちゃんと登場しますし、活躍もします。
が、制作側がやりたいのはニュートと魔法動物ではなく、ハリーポッターの過去の方?と想像しました。

シリーズを見てきていると「こう繫がるのか!」とおもしろい点もたくさんあり、直接繋がらなくても続編的な見方ができて楽しいです。
その反面、個人の感じ方次第だとは思いますが、(スターウォーズのローグワンのような)ニュートの活躍がメインの話を楽しみにしていたら、あれ??という感じもあるかと。

私には両方の気持ちがあったので、繋がっていく楽しみと、過去の補足になっていくことへの寂しさが正直ありました。

 

Blu-rayの特典映像が盛りだくさんです。

「みんな大好き!魔法ワールド」では、クリーデンス役のエズラ・ミラーと、ハリーポッターシリーズでルーナを演じたイヴァナ・リンチが、本編を見ながら解説と好き勝手に話をするという、おもしろい企画がありました。

魔法ワールドの大ファンで出演者でもある2人の話がとてもおもしろく、新たな気付きもあって見ごたえがありました。
ソファに座る2人の距離が近いゾ。


こちらは今作公開記念イベントに参加した記事です。今作に登場した小道具が展示され、撮影した写真を載せています。
少し見にくいですが、写真だけでもさらっとご覧下さいませ〜。

everytimememo2.hatenablog.com