2012/12/1公開『007 スカイフォール』オンライン予告
監督／サム・メンデス
出演／ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス ほか
あらすじ
トルコ イスタンブール。
MI6(英国情報局秘密情報部)のエージェント007ジェームズ・ボンドは、各地で潜入捜査をしているNATOの諜報部員の情報が記録されているハードドライブを強奪した敵を追跡し、その組織をあと少しのところまで追い詰める。
しかし、あと一歩まで迫ったところで、先に潜入していた同僚エージェント ロンソンが傷を負ってしまう。
そんな中、上司のMは非情にも敵の追跡を最優先にするよう指令を下す。
後から駆け付けたアシスタントエージェント イヴと共に、敵を追跡するボンドだったが……。
感想
シ、シ、シ………シリアス！
新作ごとにガジェット類が新しくなっていくのがまたおもしろいです。そして映像がだんだんクリアになっていく。
1作目からきれいなのですが、回を追うごとに技術の進歩？映像の解像度が上がっていく？のでしょうか。夜景などくっきりクリアできれいにみえます。
ダニクレがボンド就任のイケイケなカジノロワイヤル、孤独で乾いた慰めの報酬。2作目でボンドの復讐が終わり、一旦区切りがつきました。
スカイフォールからボンドの物語が新たに始まります。
スカイフォールはスポットライトがボンド自身にあたります。
漂う死の空気。過去の諜報部員シルヴァとボンド、MI6の存在意義など、今まで当然のこととされてきたものが疑問視され、何かしら対立構造が見えます。
テーマは世代交代。現場復帰に不合格とされたボンド、若いQの登場。Mが亡くなりマロリーがMに就任。
今作のヴィランは過去MI6に在籍した諜報部員シルヴァ。
彼のMへの逆恨みが…切なさも感じます。ボンドと表裏のような存在で、ありえたかもしれない姿だけに共感できる気がします。
最後のスカイフォールでのアクションシーンでは、大音量で音楽を流しながらヘリで登場。派手な演出が印象的！
館に爆弾をポイポイ投げ入れる大胆な行動が目に付きますが、Mに対しては恨みだけでなく愛情を持っているようにも見えて、嫌いになりきれないです。
Q、新たなM、マネーペニーと、新しく進みだした007です。
