映画の感想と日常風景

映画、本、漫画などの感想をメインに、日常生活や買って良かったものを紹介します

アート・アンド・メイキング・オブ・ブレット・トレイン

【注意】映画と本の内容についてのネタバレがあります。

著者/アビー・バーンスタイン/長尾莉紗(訳)
出版社/DU BOOKS

内容

超高速列車という舞台をフル活用!
面白可笑しく見せるアクションの秘密や、サイケデリックでクールな仮想日本の誕生秘話。
様々なカットや演出を駆使し、細部までこだわられた新感覚映画はいかにして作られたのか。

痛快&爽快な映画の創作過程と魅力がたっぷり詰まったアクション映画ファン必読のメイキング本。

監督自身はもちろん、公私ともにデヴィッド・リーチのパートナーであるプロデューサー、ケリー・マコーミックや脚本を執筆したザック・オルケウィッツ、撮影監督や美術装飾、衣装、音楽を担当したスタッフ、そしてもちろんキャスト陣へのインタビューも満載。


引用:アート・アンド・メイキング・オブ・ブレット・トレイン/Amazon

感想

diskunion.net
買おうか悩んでいる方、ぜひ上のリンクから商品情報をご覧ください。本文のサンプル画像があります。



以下ぐだぐだ感想です。

 
 
 
 
 
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A post shared by ちば (@everytimememo)

この手のメイキング本はどこの書店でも売っているとは限らないので、いざ買おうと思っても在庫を探すのが難しいです。在庫検索ができるような大きい書店か、またはネットショップが安心ですかね。
初回限定生産2000部とのことで、よほどの理由がなければ再版は難しいのかなと予想します。

メイキング本が出る映画は多くないと思うので、この本が発売してるのを知った時には驚きました。
メイキング本やコンセプトアート集が日本語で読めるありがたさ。本当に嬉しいです。

内容は『アート・アンド・メイキング〜』というだけあって制作面がメイン。
アクションシーンの絵コンテ、コンセプトアート、撮影現場の写真、ゆかり号の解説、登場人物の紹介などなど。スタッフさんのコメントが多く、充実しています。

映画の舞台となる『高速列車ゆかり号』。
車両ごとに内装がかなり違います。映画を見ている時は寝台列車と新幹線のいいとこ取りをしたように感じました。改めて内装を見ると、自由でおもしろいです。
車両ごとに解説があります。私は一等車の落ち着いた雰囲気が好き。乗って10分もしないうちに寝れそう。

登場人物の紹介では俳優さんのコメントあり。
仕事道具が載っているキャラクターもいます。サンプル画像ではレディバグとタンジェリンの道具が見れます!早く見て!
全ての道具が映画で使われていたかは覚えていません…が、こういう設定があるのか〜と知ることが楽しいです。

急ぎ足ながらも内容が濃かったウルフ、毒を盛られてからが長かったサン、着ぐるみ姿も登場時間に含まれる?ホーネット。
もう少しゆっくりと見たかったキャラクターについては本で知ることの方が多かったかもしれないです。
名前と見た目がなかなか一致せず、覚えるのが苦手な私でも大丈夫なほど個性的で魅力的な登場人物たち。全員がしっかり物語に絡んでいて、欠かせない存在なのがいいです。こんなにハマるとは予想外でした。

コロナ禍での撮影だったそうで、様々な面での制限や普段以上の工夫が必要になったりと、気を使った制作だったのかなと想像しました。
お互いが協力して作り上げたことへの感謝の言葉が印象的でした。