監督/ローワン・ジョフィ
出演/ニコール・キッドマン、コリン・ファース、マーク・ストロング ほか
あらすじ
ニコール演じる主人公クリスティーンは、毎朝目覚める度に前日までの記憶が失われ、1日しか記憶が持たないという特殊な記憶障害を負っていた。
献身的に尽くす夫(コリン・ファース)に支えられ暮らすクリスティーンの元に、ある日、医師を名乗る男“ドクター・ナッシュ"(マーク・ストロング)から1本の電話がかかってくる。
夫には内緒でその医師の診察を受けていると聞かされたクリスティーンが目にした、信じられない事実とは…。
感想
あわ〜おもしろかった!本編1時間32分と短めで見やすいです。
サスペンスものは見ながら展開をつい予想してしまいます。見事に外れました!邪念だった…。
クリスティーンは朝目覚めると昨日までの記憶が消えてしまいます。
夫のベンは毎朝自分が夫であること、2人の馴れ初めや過去を写真で見せたり、家のどこに何が置いてあるかなどを一通り説明をします。
当然ながらベンは覚えているので、彼にとって辛いこともクリスティーンの為に説明しないといけないのが切ないなと思いました。何度繰り返しているのだろうと。
「彼は悲しみに慣れている」とクリスティーンが言ったのが印象的でした。
ところが。
ネタバレになるので書けないのがもどかしいですが、徐々に明るみになっていく真実とクリスティーンがデジカメで残していく映像記録で、少しずつ少しずつ謎に包まれていた部分が明らかになっていきます。想像できなかった展開がおもしろかったです。
そうきたか!と驚きと恐怖でいっぱいでした。
最後はなぜかいい話にしようとしてる?と方向性が変わったのが気がかりでした。いいシーンではあったのですが…。
主演はニコールキッドマン。記憶をなくしてしまうという役で、常に戸惑っている不安定さが伝わってきました。
コリンとマークストロングはこの作品でも共演ですね。
興味を持った方は是非!予想を裏切られて、ひぇ〜〜と一緒になりましょう!