映画の感想と日常風景

映画、本、漫画などの感想をメインに、日常生活や買って良かったものを紹介します

フェルメール原寸美術館 100% VERMEER!

 

出版社/小学館

内容

フェルメール全作品35点、すべて原寸!

真珠の耳飾りの少女』『牛乳を注ぐ女』など、フェルメールの全作品35点を美しい図版で紹介するとともに、35点を6つのテーマに分け、すべての作品について原寸の図版とわかりやすい解説を掲載しています。
さらに、作品によっては150%、200%など原寸以上に拡大した図版を掲載し、繊細な描写と絵の中に秘められた数々の謎を読み解く楽しみも紹介。
フェルメールの作品を知る上でキーワードとなる6つのテーマに沿って原寸&拡大図版をじっくりと鑑賞することで、作品の魅力が最大限に味わえる画集となっています。

引用:フェルメール原寸美術館 100% VERMEER!/Amazon

感想

www.shogakukan.co.jp

serai.jp

図書館で借りました。
フェルメールの絵画を実寸サイズで見る』ことがコンセプトの画集です。

note.com


作品ごとに読みやすい大きめの文字で解説があります。事細かに載っているわけではないので、解説はさらっと読み、絵をじっくりと見るのに最適です。

遠くからだと描き込まれているように見えるのに、本をよく見ると結構省略されて描かれています。不思議。
布の質感、差し込む光によって輝くハイライト、何度も登場するモチーフ。好きなだけ、まさに目の前で見られるおかげで気がつくこともあり、あちこちで感動します。

図書館から借りてきた本は第2刷で、『窓辺で手紙を読む女』は修復前の状態でした。重版されたものだと修復後が掲載されているそうです。
修復前と後とが差し替えになっているのか、それとも見比べられるようになっているのか…。重版後の本も見てみたいです。

最後に作品のサイズ比較が2ページあり、サイズごとずらっと並んでいます。
「絵画とは大きいもの」という印象がなかなか消えなくて、A4サイズに原寸が載るコンパクトなサイズの絵があることに驚きました。